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セウォル号特検が大検察庁証拠管理システムを捜索

セウォル号特検が大検察庁証拠管理システムを捜索

Posted June. 15, 2021 09:45,   

Updated June. 15, 2021 09:45

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「セウォル号惨事当時の証拠資料操作疑惑」を捜査しているイ・ヒョンジュ特別検事(特検)チームが14日、惨事があった当日の防犯カメラの映像データなどを保管している大検察庁統合デジタル証拠管理システムサーバーに対して家宅捜索を行った。

この日で任期の半分を過ぎたイ・ヒョンジュ特別検事チームは、ソウル瑞草区(ソチョグ)の大検察庁に捜査官を送り、2014年に光州(クァンジュ)地検とソウル中央地検などセウォル号事件関連の捜査チームが当時収集した船内・外の防犯カメラの映像と捜査記録などを確保した。特検チームは同日、報道資料を発表し、「社会的惨事特別調査委員会(社惨委)などから800冊以上の記録と40TB(テラバイト)に及ぶ電子情報資料を入手し、海軍と海洋警察への捜索を通じて、30箱以上の書類と100TBに及ぶ動画を確保し、分析している」と明らかにした。

先月13日に捜査を開始した特検チームは、セウォル号沈没当日の防犯カメラの映像データが操作され、このデータが保存された映像録画装置(DVR)も、検察提出直前にすり替えられたという疑惑について調べてきた。特検チームは、DVRハードディスクの原本や復元データ、DVR回収シーンのある動画、セウォル号船体内部の動画の4つの資料について、国立科学捜査研究院に鑑定を依頼している。特検は社惨委の関係者など11人を参考人として呼んで取り調べたことを明らかにした。

特検チームは来月11日まで捜査を終えた後、起訴の可否を決めなければならない。特検は必要な場合、大統領の承認を得て捜査期間を30日間延長できる。


コ・ドイェ記者 yea@donga.com