Go to contents

俳優ハン・イェリ「踊って学んだ根気と忍耐が演技人生に大きな支え」

俳優ハン・イェリ「踊って学んだ根気と忍耐が演技人生に大きな支え」

Posted May. 19, 2021 08:17,   

Updated May. 19, 2021 08:17

한국어

「踊りながら学んだ根気と忍耐は、私の演技人生の大きな支えになりました。私たちは誰でも、それぞれダンスを踊っていると思います」

映画「ミナリ」のヒロインである俳優ハン・イェリ(37)は18日、ソウル中区(チュング)のザ・プラザホテルで開かれた第40回国際現代舞踊祭(MODAFE)の記者懇談会に広報大使として参加した。先月25日、俳優の尹汝貞(ユン・ヨジョン)と一緒に米アカデミー授賞式に出席して以来、今回が初の公式席上だ。「帰国後、自己隔離期間を無事に終えた。国際現代舞踊祭40周年を迎え、学生の頃から憧れていた祭りに広報大使として参加できて感謝している」と感想を述べた。同日の行事には、イ・ヘジュン組織委員長、キム・ヘジョン芸術監督をはじめ、南貞鎬(ナム・ジョンホ)国立現代舞踊団芸術監督、姜秀珍(カン・スジン)国立バレエ団芸術監督らが出席した。

韓国芸術総合学校・伝統芸術院で韓国舞踊を専攻したハン・イェリは、舞踊に対する愛情のこもった心を思う存分表わした。彼女は「一度も観たことのない人はいても、一度だけ観た人はいないのが舞踊だ」とし、「舞踊が与えるエネルギーは、次にまた劇場を訪れるほど本当に大きい。演劇やミュージカル観覧のように、公演に慣れている時代だ。舞踊をあまり難しいジャンルだと思わずに、軽い気持ちで積極的に楽しんでほしい」と頼んだ。

「自らダンサーと言うには恥ずかしいほど、舞踊を怠っていた人」と自分の学生時代を思い浮かべたハン・イェリは、「同僚や先輩後輩のダンサーは、毎日誰よりも誠実に人生を築いていく人たちだ」と語った。舞台に対する欲ものぞかせた。「多くのダンサーに迷惑をかけない程度で、少しでも公演をしようと思う。必ずしもステージに立たなくても、ダンスに関して助けになったり、必要なところならどこでも行ってみたい」と意欲を示した。

祭りは25日から6月13日まで、ソウル鍾路区(チョンノグ)のアルコ芸術劇場、中区(チュング)の国立劇場、麻浦区(マポグ)の西江(ソガン)大学メリーホールなどで行われる。ハン・イェリが一番好きな振付師に選んだアン・ソンスと安銀美(アン・ウンミ)の振付作「モダペ・チョイス」の舞台で鑑賞できる。


キム・ギユン記者 pep@donga.com