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訪韓した米情報機関トップ、文大統領に対北朝鮮政策を説明か

訪韓した米情報機関トップ、文大統領に対北朝鮮政策を説明か

Posted May. 13, 2021 08:06,   

Updated May. 13, 2021 08:06

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韓米首脳会談が10日後に迫った12日、ヘインズ国家情報長官(DNI)が初めて訪韓した。国家情報長官の訪韓は2019年代、コーツ長官の訪問以来2年2ヵ月ぶり。バイデン政権が最近、対北朝鮮政策の見直しを終え、新たな政策内容を北朝鮮に伝えるために北朝鮮との接触を図っている時に、中央情報局(CIA)など米16の情報機関を総括する情報トップが韓国を訪れた背景が注目される。ヘインズ氏は14日まで滞在し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問し、板門店(パンムンジョム)の共同警備区域(JSA)も訪れる予定だ。与党は、ヘインズ氏の訪韓を機に米朝交渉が再開されることを期待している。

外交筋によると、東京で韓米日3国の情報トップ会議を終えたヘインズ氏が12日午後、烏山(オサン)空軍基地に到着した。ヘインズ氏は訪韓2日目の13日、非武装地帯(DMZ)JSAを訪れた後、大統領府を訪問し、文大統領、徐薫(ソ・フン)大統領府国家安保室長と面会するという。文大統領に北朝鮮の非核化に向けた段階的アプローチであるバイデン政権の対北朝鮮政策構想を説明し、米朝接触および北朝鮮の内部状況の評価を共有するものとみられる。韓米首脳会談で議論する対北朝鮮政策の協力についても協議する模様だ。


パク・ヒョモク記者 シン・ギュジン記者 tree624@donga.com