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ワクチン接種後の副反応、因果関係不明でも最大1千万ウォン支援

ワクチン接種後の副反応、因果関係不明でも最大1千万ウォン支援

Posted May. 11, 2021 08:01,   

Updated May. 11, 2021 08:01

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新型コロナウイルスのワクチン接種後、重症の異常反応が発生する場合、ワクチンの因果関係が不明でも最大1千万ウォンまで医療費が支援される。

疾病管理庁は10日、このような内容の異常反応包括的補償案を発表した。これまで、ワクチンを打った後に脳出血や脊髄炎などの症状が現れた事例があったが、接種の影響が不確かで支援が不可能だった。このような制限的な補償政策がワクチンへの不信を煽るという指摘が相次いだ。しかし、新しい補償案によって17日からは根拠資料が十分でなく、因果関係の究明が困難でも政府から治療費の支援を受けることができる。

これは過去の接種者にも遡及適用される。このため、3月12日にアストラゼネカのワクチンを接種して急性脳脊髄炎で治療中の40代の看護補助者に対する支援も可能とみられる。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は、「因果関係を評価する情報が十分でないと判断されたが、(代わりに)診療費支援対象に分類されるだろう」と述べた。

ただし、因果関係が明確に確認された場合とは違って、1千万ウォンの限度内で支援を受けることができる。持病に対する治療費や看病費、葬儀費は除外される。ワクチンの因果関係がないことが明確な場合も支援が不可能だ。


キム・ソミン記者 somin@donga.com