陸軍参謀総長、外出統制の将校教育生に「恋人は別の人に会う」物議

南泳臣（ナム・ヨンシン）陸軍参謀総長（写真）が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を統制されて訓練を受けていた新任将校たちに、「皆さんが訓練を受けている間（恋人は）別の人に会っているだろう」と発言し、物議を醸した。

４日、軍関係者によると、南氏は先月２１日、全羅南道長城（チョンラナムド・チャンソン）の陸軍尚武台で、砲兵将校教育生の野外訓練を参観した後、約１０分間の訓示で、「修了し、６月に隊に戻る前に少しの間でも休暇が取れるようにする」と述べた。そして、南氏は訓示の最後に、「皆さんがここから出られない時、皆さんの恋人は別の人と会っているだろう」と述べた。この場には、初級幹部指揮参謀課程で尚武台の砲兵学校で教育を受けていた初任将校約２００人がいた。彼らは、新型コロナの感染対策で、２ヵ月近く外出や外泊ができなかった。

論議が起こると南氏は４日、「新任将校の緊張を解くために恋人を例に挙げたが、『不適切な表現』だった」と謝罪文を出した。


申圭鎭 newjin@donga.com