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今度は打率1位のボストンだ、柳賢振の連勝はなるか

今度は打率1位のボストンだ、柳賢振の連勝はなるか

Posted April. 21, 2021 08:09,   

Updated April. 21, 2021 08:09

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今度は赤い靴下だ。

大リーグ(MLB)、トロント・ブルージェイズの柳賢振(リュ・ヒョンジン=34)が伝統の名門ボストン・レッドソックスを相手に連勝を目指す。21日午前8時10分(韓国時間)、ボストンの敵地フェンウェイ・パークで行われるボストン戦に先発登板する。14日のニューヨーク・ヤンキース戦で通算60勝目、シーズン初勝利を挙げた柳賢振が再び勝利に挑戦する。エースとしてチームの2連敗を断ち切らなければならない。

しかし、ボストンの打撃が半端じゃない。20日現在、ボストンのチーム打率は.288でチームOPS(出塁率+長打率)は.818とメジャーリーグ30球団の中でトップだ。一時は9連勝を挙げて11勝6敗を記録し、アメリカンリーグ(AL)東地区1位を走っている。開幕前にESPNはボストンをパワーランキング19位につけたが、まるきり雲泥の差だ。AL全体打点1位に本塁打共同1位のJ.D.マルティネス(6本塁打、20打点)、打率4位のサンデル・ボハルツ(3割8分6厘)などが主な警戒対象に挙げられる。

柳賢振はかつて、ロサンジェルス・ドジャースのユニホームを着てボストンと2度対戦し、1敗と防御率3.00を記録した。フェンウェイパークでは昨年7月に登板し、7イニングを投げ7安打2失点(非自責点)で勝敗つかなかった。あいにく、2試合とも失点したのは1回だけだった。ところが今季は、まだ1回の失点がないだけに、最初のボタンさえうまくかけられれば、意外と円満に試合を運べる可能性がある。ボストンの中心打線に右打者が多いだけに、内角高めのカット・ファストボールに、外角に低く落ちるチェンジアップで相手打者を攻略できるかがカギとなる。相手チーム打者では捕手のケビン・プラウェッキーが打率.667(3打数2安打)で柳賢振に強かった。

相手先発は左腕エドゥアルド・ロドリゲス(28)だ。昨季に新型コロナウイルス感染と心筋炎などでメジャーリーグでは活躍がなかったロドリゲスだが、今季は2試合で2勝、防御率3.60を記録している。


姜泓求 windup@donga.com