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SKハイニックス、「映画2000本保存」の企業向けSSDの量産開始

SKハイニックス、「映画2000本保存」の企業向けSSDの量産開始

Posted April. 16, 2021 08:19,   

Updated April. 16, 2021 08:19

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SKハイニックスは15日、業界最高水準の性能の企業用ソリッドステートドライブ(SSD)製品「PE8110E1.S」の量産を開始したと明らかにした。3月末に製品認証を完了し、5月から主要取引先に供給を開始する予定だ。

これに先立って2019年6月、SKハイニックスは世界で初めて128段の4Dナンドの開発に成功した。以後、128段のナンド基盤の企業用SSD製品群を開発・量産してきた。

今回の新製品は、128段ナンド基盤で、前の世代である96段ナンド基盤の製品に比べて読み取り速度は最大で88%、書き出し速度は最大で83%向上した。これは4GB(ギガバイト)容量のフルHD級映画1本を1秒で保存できる速度だ。該当モデルの最大容量製品であるPE81108TB(テラバイト)の場合、映画2000本を一つのSSDに入れることができる。

SKハイニックスは、SSD製品の性能を大幅に改善しながらも、電力使用量はかつての世代と同様のレベルに合わせ、エネルギー効率性を高めたと主張した。また、従来のシステムをそのまま置いて交換しても、サーバーが直ちに認識できる上、デザインを改善して発熱現象を減らした。アフターサービス(AS)期間も3年から5年に延長した。


郭道英 now@donga.com