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コスダック、20年7カ月で1000P突破

コスダック、20年7カ月で1000P突破

Posted April. 13, 2021 08:26,   

Updated April. 13, 2021 08:26

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コスダック指数が、「ドットコムバブル」があった2000年9月以来、約21年ぶりに1000ポイントを突破し、「千スダック」時代を切り開いた。総合株価指数(コスピ)がボックス圏(一定の範囲内で推移すること)に閉じこめられている間、個人投資家の関心が中小型株に早く移っている。

12日のコスダック指数は、前営業日より11.26ポイント(1.14%)高い1000.65で取引を終えた。コスダック指数が終値基準で1000ポイント台を超えたのは、ドットコムバブルが真っ最中だった2000年9月14日(1020.70)以来20年7カ月ぶりのことだ。

新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の衝撃で、昨年3月に底(428.35)を打った後、約1年ぶりに133%上昇したのだ。同日のコスダック市場の時価総額も411兆1000億ウォンと、史上最高値を記録した。

この日だけを見れば、外国人が364億ウォンを買い越して、コスダック指数の上昇傾向を牽引した。個人投資者らは196億ウォン分を売った。しかし、千スダック上昇の基盤を整えたのは、昨年から今年3月までの間、コスダック市場で21兆6000億ウォン分を買い付けた個人投資家たちだった。個人投資家らは今年に入って、5兆3300億ウォン以上を買い越して株価を引き上げた。

特に、バイオ、ゲーム、第2次電池などの革新成長産業が、千スダック時代の足場になったという分析が出ている。同日も、コスダック市場の代表株であるセルトリオンヘルスケア(1.48%)をはじめ、セルトリオン製薬(1.60%)、シーゼン(4.31%)、パールアビス(2.91%)、カカオゲームズ(1.29%)など、コスダック市場での上位銘柄が軒並み値上がりした。取引所側は、「新型コロナの状況で、コスダック中心の製薬、バイオ銘柄が上昇を主導し、昨年下半期(7〜12月)以降は第二次電池、Kニューディール関連素材の銘柄が大きく上昇した」と説明した。

専門家らは、コスダック市場が千スダックに安着し、追加成長を続けるためには、上場企業各社の業績に裏付けられなければならないと強調している。IBK証券のチョン・ヨンテク・リサーチセンター長は、「最近、バイオ銘柄の臨床実験、無償増資のニュースなどに刺激され、コスダックの上昇傾向が現れている」とし、「これらの企業の個別業績が下支えされてこそ、株価の流れが維持される」と見込んだ。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com