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またも対応遅れが江原道の大雪大乱を増大させた

またも対応遅れが江原道の大雪大乱を増大させた

Posted March. 03, 2021 08:10,   

Updated March. 03, 2021 08:10

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1日と2日に江原道(カンウォンド)地域で最大88センチの雪が降り、高速道路などで多くの市民が深刻な渋滞を経験する中、当局の不十分な除雪作業などが混乱を深めたという指摘が出ている。1月6日にソウル江南(カンナム)大路などで起こった「大雪大乱」と似た様相だ。

気象庁などによると、江原道地域は先月28日午後4時ごろ、大雪予備特報が出された。当月の1日午前4時20分にも、江原道地域に50センチ以上の雪が降る恐れがあると予報した。このような予報内容は、行政安全部や江原道、韓国道路公社などにリアルタイムで通知された。

しかし、ソウル〜襄陽(ヤンヤン)、ソウル〜東海(トンへ)高速道路は午前10時頃、塩化カルシウムなどを撒く作業が始まった。除雪機器166台は午後2時前後にようやく投入された。すでに高速道路には相当な雪が積もり、ソウルに向かう車が多く集まっていた状況だった。道路公社が除雪作業のため、高速道路への進入統制を行ったのは午後4時半ごろだった。

ソウル大雪大乱の時と同様、ワンテンポ遅れた除雪車の投入も、事態解決に役立たなかった。高速道路が渋滞に巻き込まれ、時間通りに現場に到着するのが困難だった。中央災害安全対策本部によると、これによって2日午前6時基準で53件の交通事故が発生して、1人が死亡し、94人が怪我をした。道路公社側は、「大多数の車両が越冬装備をしていない上、車が一気に殺到したため除雪作業が困難だった」と説明した。


チ・ミング記者 春川=イ・インモ記者 warum@donga.com · 기자imlee@donga.com