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米「ミサイル防衛能力、中露ではなく北朝鮮に焦点」

米「ミサイル防衛能力、中露ではなく北朝鮮に焦点」

Posted February. 25, 2021 08:11,   

Updated February. 25, 2021 08:11

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米国防総省の高官が、北朝鮮のミサイル高度化に懸念を示し、米国のミサイル防衛能力の強化によって北朝鮮ミサイルを無力化する考えを明らかにした。

 

ジョン・ハイテン統合参謀本部副議長は23日(現地時間)、ワシントンのシンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)が主催した画像対談で、「米国の現在のミサイル防衛能力は、中国、ロシア、イランではなく明確に北朝鮮に焦点を合わせている」と強調した。ハイテン氏は、北朝鮮が第8回労働党大会の軍事パレードで新たなミサイルを公開したことに触れ、「機密なので明らかにできないが、北朝鮮はミサイルを発射している」と述べた。実際に2017年に北朝鮮が核弾頭ミサイルを米国に向かって発射する可能性に備えて、アラスカとカリフォルニアにミサイル迎撃機を配備したことがあると説明した。

ハイテン氏は、米国が開発中の次世代迎撃機(Next Generation Interceptor)を例に挙げ、米国もこのような脅威に対抗するためにミサイル防衛体系を強化しなければならないと強調した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com