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金鍾仁「国民の力」委員長、「ソウル市長選候補一本化は1週間でできる」

金鍾仁「国民の力」委員長、「ソウル市長選候補一本化は1週間でできる」

Posted January. 28, 2021 08:20,   

Updated January. 28, 2021 08:20

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野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長が、「弱者との同行」など5つのビジョンを提示し、「政権担当政党として未来の変化を先導する」と明らかにした。ソウル市長補欠選挙の野党候補一本化については、「1週間で可能だ」とし、野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の「早期一本化」提案を再度拒否した。

金氏は26日、新年記者会見で、「一寸先も見通すことができない無能な政府に国家と国民の未来を任せることはできない」とし、5つのビジョンを提示した。金氏は、1つ目のビジョンに「第4次産業革命時代の急激な変化に対応し、韓国経済の体質を変えていく」ことを約束した。2つ目のビジョンに「弱者との同行」を提示した金氏は、「小規模事業者、自営業者、日雇い労働者など脆弱階層の痛みを分かち合い、支援する」と述べた。

金氏は、小学校の全日制、国家保健安全部の設置など、少子化、教育、安全問題の解決策も提示した。金氏は、「手遅れになる前に止めなければならない。大韓民国を守らなければならない。野党第1党の政権担当政党として国民の力を結集させる」と付け加えた。

 

続く記者団との質疑応答で、金氏は、安氏の一本化実務交渉の主張に関する質問に、「ソウル市長候補に執着する人が焦る姿を見ると心が痛むが、私たちの候補が決定されてこそ一本化もできる」と話した。また、「(候補)当事者の意志が重要なのであり、(一本化)候補を決めるのに多くの時間を取る必要はない」とし、早期に野党候補を一本化する考えがないことを明確にした。

 

政府与党が推進中の小規模事業者や自営業者を対象にした損失補償制については、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が財源確保案を決断することを求めた。金氏は、「与党で、いろいろな人が話したからといってできることではなく、大統領が判断して財源を調達しなければならない」とし、「国税庁が小規模事業者の税務資料を持っているのではないのか。政府が意欲を持って財源を確保すれば、損失補償はそれほど難しい課題ではない」と強調した。自身の提案貫徹に向けた文大統領との党首会談の可能性については、「大統領が提案してくれば、判断して応じることもできる」と述べた。

加徳島(カドクト)新空港問題に対する「国民の力」内の意見の相違をどのようにまとめるのかを問われ、金氏は「来月1日、釜山(プサン)で非常対策委を開催し、釜山経済の活性化総合対策を発表する。その時まで待ってほしい」と話した。


柳聖烈 ryu@donga.com