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22万ウォンの「罪と罰」が7日間で100冊完売

22万ウォンの「罪と罰」が7日間で100冊完売

Posted January. 21, 2021 07:56,   

Updated January. 21, 2021 07:56

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22万ウォンの「罪と罰」100冊が、7日間で完売した。出版社「知識を作る知識」は20日、ドストエフスキーの長編小説「罪と罰」の皮装丁ハードカバー100冊が、昨年12月29日の販売開始から7日間で全部売れたと発表した。

今年はドストエフスキーの生誕200周年で、これを記念して製作した限定版(886ページ)は緑色の羊革で表紙を作った。表紙とケースには、24Kの金箔模様が施されている。予約販売で50冊が売れ、書店で昨年12月29日の販売開始から7日間で残りの50冊が全部売れた。キム・ジョンア氏が翻訳し、ドイツ系米国人の有名イラスト作家フリッツ・アイヘンベルクの木版画29点を掲載した。

知識を作る知識のチェ・ジョンヨプ編集主幹は、「革装丁なので、一冊一冊ほとんど手作業で作った」とし、「購入者は40代や50代以上で女性より男性の割合の方が少し高いと推定している」と話した。また「売り切れた後も、限定版を購入したいという問い合わせが相次いでいる」と付け加えた。

出版社は「罪と罰」を含めて、「白痴」「カラマーゾフの兄弟」「悪霊」まで、ドストエフスキーの4大長編を順次出版する予定だ。作品別に限定版も一緒に作ることにした。価格は、「罪と罰」の限定版と似た水準になると予想した。

出版社は、「罪と罰」の一般版(1332ページ、3万3300ウォン)も出版した。内容は限定版と同じで、版形が限定版より小さくページ数が増えた。


孫曉林 aryssong@donga.com