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コロナ発の雇用寒波、非自発的失業者が史上初200万人超

コロナ発の雇用寒波、非自発的失業者が史上初200万人超

Posted January. 18, 2021 07:59,   

Updated January. 18, 2021 07:59

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新型コロナウイルス感染症に見舞われた昨年、廃業やリストラなど、非自発的な理由で職を失った失業者が初めて200万人を超えた。新型コロナ禍以降、経済は回復しているが、雇用市場は25%だけ回復したという分析も出ている。

17日、統計庁によると、昨年12月現在、仕事を辞めてから1年未満の非自発的失業者は219万6000人だった。前年同期比147万5000人(48.9%)伸びた規模だ。失業統計基準が見直された2000年以降で最も多かった。非自発的失業者とは、働き続けたくても職場の休廃業、名誉退職、リストラ、事業不振などの雇用状況によって仕方なく職を失った人を意味する。通貨危機の影響が続いた2000年(186万人)、グローバル金融危機直後の0209年(178万9000人)も、非自発的失業者は200万人を超えなかった。

失業の理由としては、「臨時的・季節的仕事の完了」が110万5000人で最も多かった。続いて「仕事がなくて、または事業低迷」(48万5000人)、「名誉退職・早期退職・リストラ」(34万7000人)、「職場の休廃業」(25万9000人)の順だった。

非自発的失業者の中では、日雇い労働者や「お一人社長」などの脆弱階層の割合が高かった。臨時労働者が40.3%(88万4000人)、日雇い労働者が23.2%(51万人)を占めた。常用労働者は18.2%(40万人)と調査された。自営業者のうち、雇用員を持たない自営業者の割合は9.6%(21万人)で、雇用員を持つ自営業者(1.9%)より高かった。非自発的失業者の約半分(49.4%、108万5000人)が1世帯の家長であることが、調査により分かった。

一方、同日、現代(ヒョンデ)経済研究院が発表した「HRIコロナ危機克服指数」によると、昨年11月基準の韓国経済のHRIコロナ危機克服指数は79.3ポイントだった。最大の経済衝撃の強度を100とした場合、経済が79.3%回復したことを意味する。一方、雇用部門は25.5ポイントに止まった。雇用は景気に後行する傾向がある。経済が回復しても、企業や自営業者の体感速度が遅く、雇用を早く増やすことができないという意味だ。


具特敎 kootg@donga.com