タンパベイの崔志万、球団との交渉折り合わず年俸調停申請

メジャーリーグのタンパベイ・レイズに所属する崔志万（チェ・ジマン＝３０）がツイッターに短い映像を投稿した。映像の中の崔志万は、不満そうな顔で首を横に振っては口をつんと尖らせている。嘘をつくと鼻が伸びるピノキオに似た長い鼻をした絵文字も付けた。絵文字検索サイト「イモジピア」によると、これは嘘つく顔（Lying Face）で嘘や嘘つき、または様々な欺瞞などに対する感情を表わしたものだという。

崔志万がこうした映像とスタンプを投稿したことに対して、現在のもどかしい気持ちを表現したものと受け止められている。年俸交渉期限の１６日まで、球団との話し合いが折り合わず、年俸調停を申請したからだ。崔志万は２４５万ドル（約２７億ウォン）を要求したが、球団は１８５万ドル（約２０億ウォン）を提示し、歩み寄れなかった。崔志万は昨季に８５万ドル（約９億ウォン）の年俸で打率．２３０、３本塁打、１６打点を記録した。左腕投手に弱点を見せ、シーズン終盤にはハムストリング負傷も経験したが、ワールドシリーズ（ＷＳ）まで進出したポストシーズンでは、いわゆる「股割り」守備で話題を集めた。地元メディアのタンパベイタイムズは、「崔志万がツイッターに自分の感情を表わした」と書いた。

年俸調停を申請した崔志万は、来月に予定されている調停委員会まで交渉を続ける。委員会開催までに決着がつけば委員会は開かれない。一方、崔志万の他にもロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平（２７）やロサンゼルス・ドジャースのウォーカー・ビュラー（２７）ら計１３選手が年俸調停を申請した。


姜泓求 windup@donga.com