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ローマ教皇「クリスマスが感性的・消費的祭りになってはならない」

ローマ教皇「クリスマスが感性的・消費的祭りになってはならない」

Posted December. 25, 2020 08:34,   

Updated December. 25, 2020 08:34

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ローマ教皇フランシスコ1世(写真)が、新型コロナウイルス感染症の大流行の中で迎えるクリスマスに、弱者の面倒を見て感謝の気持ちを持ってほしいと呼びかけた。

バチカンニュースなどによると、教皇は23日(現地時間)、オンラインで生中継された「水曜日の一般謁見」で、「クリスマスが感性的で消費的な祭りに転落してはいけない。人間愛のある素朴なクリスマスが感染症の大流行によって広まった悲観的な考えをなくすことができる」と訴えた。

教皇は20日のミサでも、「今年のクリスマスには感染病の大流行でできないことに不平を言わずに、助けが必要だが誰も助けようと思わない人を助けるべきだ」と述べた。苦しむ人がまさにイエスだとし、本人や周辺の人への贈り物よりも、貧しい隣人に分け与えるべきだと強調した。

かつて、教皇はクリスマスに、バチカン・サンピエトロ大聖堂の中央バルコニーで広場を埋め尽くした数万人の信者を対象に講論し、祝福した。しかし、新型コロナの影響で大規模集会が禁止されたため、今回のクリスマス・メッセージは教皇庁内でテレビとオンライン生中継で伝える計画だ。24日夜のクリスマス前夜のミサも、普段より2時間早い午後7時30分に始まり、ごく少数だけが参加する。


任寶美 bom@donga.com