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独ミッテ区、「ベルリン少女像」の永久設置を決議

独ミッテ区、「ベルリン少女像」の永久設置を決議

Posted December. 03, 2020 08:47,   

Updated December. 03, 2020 08:47

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撤去の危機に追い込まれていたドイツ・ベルリンの「平和の少女像」の永久設置が、本格的に論議されている。ドイツ当局に対して、少女像の撤去を粘り強く要求してきた日本政府は直ちに反発した。

在ドイツ市民団体「コリア協議会」によると、ベルリン市ミッテ区議会は1日(現地時間)、全体会議を開き、少女像永久設置の決議案を採決にかけて、出席議員31人のうち賛成24人(77%)で議決した。

決議案には、△少女像撤去命令の撤回確定、△来年8月14日までだった設置期限を来年9月末まで6週間延長、△区議会レベルでの少女像の永久展示案などが盛り込まれている。議員らは、少女像は韓日間の問題ではなく、戦争の暴力と被害を扱った普遍的人権問題である点を決議案賛成の理由として挙げた。左翼党のティロ・ウルヒス区議員は、「戦争における性暴力は構造的な問題で、少女像はその象徴だ」と語った。緑の党は、「決議案が可決され、性的暴力の犠牲者を覚えることができるようになった」と明らかにした。

これに先立って、コリア協議会は9月28日、ドイツの公共場所としては初めて、ミッテ区の中心街に少女像を設置した。当時、ミッテ区役所も公益目的に合致するとして許可したが、日本政府の抗議が続くと、区役所は10月7日に撤去命令を出した。以後、市民団体が反発して、ベルリン行政裁判所に撤去命令効力停止仮処分申請を提出し、撤去命令が一時保留となった。さらに、ミッテ区議会は先月5日、撤去命令撤回決議案を採択し、その後の続措置として今回、永久設置の決議案を可決させた。

今回の決議案により議論がさらに本格化し、少女像を永久展示する可能性が高くなったという観測が出ている。しかし、決議案は法的拘束力がなく、永久存置はまだ最終確定したわけではない。今後、日本側の撤去要求はさらに激しくなるものとみられる。

日本は直ちに遺憾を表明した。日本政府報道官の加藤勝信官房長官は2日、記者会見で「今回の決定は、日本政府の立場やこれまでの対応と両立せず非常に残念だ」とし、「引き続き多くの関係者に政府の立場を説明して、少女像の迅速な撤去を要求したい」と述べた。


金潤鍾 zozo@donga.com