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泰安に340億ウォンをかけて「海洋治癒センター」を建設

泰安に340億ウォンをかけて「海洋治癒センター」を建設

Posted November. 27, 2020 09:12,   

Updated November. 27, 2020 09:12

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忠南泰安郡(チュンナム・テアングン)が、環黄海(ファンへ)圏の経済をリードする海洋都市として飛躍するために拍車をかけている。海水や干潟、塩などを活用して休むことができる「海洋治癒センター」(鳥瞰図)を建設し、韓国唯一の無人操縦テーマパーク「泰安UVランド」を造成している。

泰安海洋治癒センターには、海洋資源を活用した複数の治療施設が入る。干潟や塩でマッサージをし、海水に体をつけて休止時間を持つことができる形となる。センターは、泰安郡南面達山浦(名ムニョン・ダルサンポ)一帯に計340億ウォンをかけて地下1階、地上2階建ての規模で建設される。ここは、海洋治癒専門人材の育成など、海洋癒し産業のハブとして機能するものとみられる。泰安郡は、センターの造成で生産誘発効果が649億ウォン、付加価値誘発効果が263億ウォン、約4000人の雇用創出効果があると期待している。

無人操縦複合テーマパークである泰安UVランドも、2021年の完成を目指して進められている。ドローンや遠隔操縦(RC)自動車と飛行機などを体験できる。泰安郡南面兩潛里(ヤンジャムリ)一帯の11万5703平方メートルの敷地に、事業費95億ウォンを投入する。無人操縦マルチセンターを含めて、△400メートルの滑走路、△ドローンレーシングサーキット、△リモートコントロールの飛行機・ヘリコプター・自動車の無人操縦体験・教育空間などが造成される。泰安郡は、今後1万人以上が参加する無線操縦の国内・国際大会を誘致して、様々なイベントと連携した観光商品を開発して、年間50万人以上の滞在型観光客を呼び込む計画だ。

泰安の影響力を拡大するための「広開土(クァンゲト)大王事業」も行っている。泰安郡が海洋都市として成長するためには、交通アクセスの確保も必要であるだけに、交通網を強化して広開土大王のように影響力を拡大するという構想だ。実際に50年間、泰安郡民の念願事業だった「加露林(カロリム)湾連陸橋建設事業」と「トゥヤ―新津島(シンジンド)区間の4車線拡大・舗装事業」が、今年1月に国土交通部の「第5次国道・国支道5カ年計画」に最終的に反映された。連陸橋は、計5.61キロの長さで、2983億ウォンが投入される。常時渋滞が発生するトゥヤ―新津島区間は、1348億ウォンを投資して道路を拡張する計画だ。


チョン・スング記者 soon9@donga.com