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ダウ指数が初の3万ドル突破、米政権移行開始とワクチン朗報に期待

ダウ指数が初の3万ドル突破、米政権移行開始とワクチン朗報に期待

Posted November. 26, 2020 08:32,   

Updated November. 26, 2020 08:32

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米ダウ指数が124年の歴史の中で初めて3万ドルの大台を突破した。米国の平和的政権引継ぎと新型コロナワクチンへの期待感が指数を押し上げた。韓国でも、三星(サムスン)やLGなど上位10位内グループの時価総額が1000兆ウォンを超えた。

24日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でダウ指数は454.97ポイント(1.5%)上昇した3万46.24で取引を終えた。3月の年間最低点と比較すれば、61%上昇した。指数は、取引中一時3万116.51まで上昇した。S&P500指数とナスダック指数もそれぞれ1.6%と1.3%上昇した。

電気自動車メーカー・テスラは6.4%上昇して、時価総額が5000億ドル(約555兆ウォン)を超えた。一日の間に320億ドル増え米ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ、ドイツのフォルクスワーゲンなど、世界の6つの自動車メーカーの時価総額を合計したものより大きくなった。

米株式の高騰はファイザー、モデルナに次ぐアストラゼネカのワクチンの朗報と、ドナルド・トランプ大統領の政権引き継ぎ協力の指示により政治的リスクが減少したことによるものとみられる。

韓国でも株式市場の活況により、大企業を中心に時価総額が急速に膨らんでいる。25日、金融情報会社・エフアンドガイドによると、23日現在、上位10位グループ102の上場会社の時価総額は1069兆5000億ウォンと集計された。昨年末(874兆3419億ウォン)より22.3%膨らんだ。

世界的な株式市場の追い風に、日本の日経平均株価も29年ぶりに最高値を更新した。25日は131.27円(0.50%)高の2万6,296.86円で取引を終えた。日本経済のバブルがはじけていた1991年6月以降の最高値となる。


朴熙昌 ramblas@donga.com