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駐日大使に姜昌一氏、大統領府「韓日関係改善の意思が反映」

駐日大使に姜昌一氏、大統領府「韓日関係改善の意思が反映」

Posted November. 24, 2020 09:29,   

Updated November. 24, 2020 09:29

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、駐日大使に与党「共に民主党」所属の姜昌一(カン・チャンイル)元議員(68)を内定した。姜氏は、国会議員を4期務め、韓日議連会長を務めた与党の代表的な「日本通」。大統領府は「韓日関係を改善しようという文大統領の意思が反映された」とし、日本へ関係改善メッセージを送った。

康珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は同日、記者会見で、「菅義偉内閣の発足に合わせ、日本に対する専門性と経験、長年にわたり構築してきた高官級のネットワークを基に、絡まった韓日関係をほどいて未来志向的な両国関係に進むきっかけを作ることを期待する」と人選の背景を明らかにした。

 

済州島出身の姜氏は国会議員を第17代から20代まで4期連続務めた。東京大学で修士、博士号を取得し、第20代国会で韓日議員連盟会長を務めた。文政府の初の政治家出身の駐日大使となる。文大統領は、盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長を通じて姜氏に、「大統領の意向なので大使を引き受けてほしい」と伝えたという。姜氏は東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「元徴用工問題に対する日本の原則は明確で、直ちに突破口を見出すことは容易ではない」としつつも、「両国政府に意思があるなら、問題を解くことができる」と述べた。


ファン・ヒョンジュン記者 パク・ヒョモク記者 constant25@donga.com · tree624@donga.com