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中国外相が25訪韓、習近平主席の訪韓日程を調整

中国外相が25訪韓、習近平主席の訪韓日程を調整

Posted November. 21, 2020 08:46,   

Updated November. 21, 2020 08:46

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中国の王毅国務委員兼外相が25~27日、韓国を訪れ、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と会談すると、外交部が20日、明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問する可能性もある。王氏は韓国を訪れて、主に習近平国家主席の訪韓日程を調整するという。王氏の訪韓は昨年12月以来約1年ぶり。

外交部は、「康長官と王氏は会談で、新型コロナウイルスの対応協力と両国の高位級の交流、韓半島情勢、地域および国際問題などをめぐって意見を交わす予定」と明らかにした。

中国は、習氏の年内の訪韓の意向を韓国政府に繰り返し明らかにしながらも、「韓国の新型コロナウイルスの状況が安定した後、習主席が韓国を訪問する」という考えを伝えてきたという。外交筋は、「いつを新型コロナウイルスの安定と見るかは中国の政治的判断にかかっている」と話した。バイデン米政権の発足で米国が中国牽制に向けた韓米協力をより一層強調すると予想されるため、韓国が中国圧力に参加しないよう、習氏の訪韓と結びつける可能性もある。

韓国の前に日本を訪問するのも、バイデン時代の中国圧迫に備え、韓国、日本との関係を管理する動きとみられる。王氏は24、25日に日本を訪れ、菅義偉首相や茂木敏充外相と会談する見通しだと、NHKが報じた。


尹完準 zeitung@donga.com