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ビットコインが2000万ウォン突破、「復活」か「バブル」か

ビットコインが2000万ウォン突破、「復活」か「バブル」か

Posted November. 21, 2020 08:45,   

Updated November. 21, 2020 08:45

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しばらく忘れられていた投資商品である仮想通貨が戻ってきた。代表的な仮想通貨・ビットコインの価格が、2年10ヶ月ぶりに2000万ウォンを超えた。かつての「コイン狂風」の時とは違うというバラ色の予測と、依然バブルだという懐疑論とが対立している。

20日、韓国仮想通貨取引所・ビッサムによると、同日午後3時現在、ビットコインは2009万5000ウォンで取引された。これに先立って、18日に2000万ウォンを越えた後、乱高下を繰り返し、三日間2000万ウォン前後で取引を続けた。

ビットコインの国内相場が2000万ウォン台となったのは、2008年1月以来初めてだ。最近の一ヶ月間で50%以上上昇し、今年初めに比べて2倍以上に上昇した。

あふれる流動性にペイパル、JPモルガンなどの世界的な金融会社が相次いで仮想通貨取引サービスに参入して、国内外のビットコイン市場を盛り上げたという分析が出ている。さらに、各国中央銀行の「デジタル通貨」発行の動きに拍車がかかっており、米ジョー・バイデン政府が親仮想通貨政策を打ち出すだろうという観測も力添えしている。

しかし、予測は大きく食い違っている。「金を交換する投資手段」「来年末に3億ウォンを超えるだろう」という言葉が出てくるのに対し、「依然通貨機能が不十分な危険な投機資産」という反論が少なくない。政府は、来年10月から仮想通貨の収益に20%の所得税を課すことにした。


キム・ジャヒョン記者 キム・ヒョンミン記者 zion37@donga.com · kalssam35@donga.com