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文大統領、相次ぐインフルエンザワクチン死亡事件にも「接種を増やすべき」と発言

文大統領、相次ぐインフルエンザワクチン死亡事件にも「接種を増やすべき」と発言

Posted October. 27, 2020 08:35,   

Updated October. 27, 2020 08:35

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領(写真)は26日、インフルエンザワクチン接種者の相次ぐ死亡事件に関連して、「死と予防接種との間に直接的因果関係がないことが確認されている」とし、「保健当局が専門家らと一緒に検討して出した結論と発表を信頼してほしい」と述べた。

文大統領は同日、大統領府首席・補佐官会議を主宰して、「インフルエンザとコロナの同時感染と同時拡大を防ぐために、インフルエンザの予防接種をさらに拡大する必要がある」と明らかにした。「過度な不安により、適切な接種時期を逃すことになることで、ともすれば致死率がかなり高いインフルエンザにかかるより大きなリスクをもたらさないことを望む」とも述べた。文大統領がインフルエンザ予防接種の死亡者と関連して言及したのは、16日に初の死者が発生してから10日目のこの日が初めてだ。

ただ、インフルエンザワクチン接種者の死亡に対する保健福祉部と疾病管理庁の積極的な役割も要請した。文大統領は、「保健当局は、迅速な検査と透明な結果公開はもとより、ワクチン接種後の死亡者の現状などについて、昨年の事例や外国の事例等と比較提示することで、国民が不要な不安を持たないように十分な努力を傾けてほしい」と語った。

一方、文大統領は26日、終了した国政監査について、「国政監査がまだ政治攻勢の場となっていることは非常に残念だ」とし、「合理的批判と代案を提示した部分については、与野党を問わず、政府政策に積極的に受け入れ、反映したい」と述べた。さらに文大統領は、政府統計が住宅価格の現実を反映していないという批判を意識したように、「不動産の実際の取引現状が正確に反映される実際の取引価格が統計を通じて不動産政策の土台となる不動産の公共統計を強化しなければならないという指摘も大きな助けになる」と付け加えた。


黃炯? constant25@donga.com