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与党「11月末か12月初めに中幅の内閣改造が有力」

与党「11月末か12月初めに中幅の内閣改造が有力」

Posted October. 26, 2020 08:29,   

Updated October. 26, 2020 08:29

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第21代国会の初の国政監査が終盤に入り、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が近く中幅の内閣改造を断行するという観測が与党「共に民主党」内で流れている。来年度予算の審査が終わる11月末から12月初めの内閣改造が有力とされる中、盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長は来年初めに交代する可能性があるとされている。

 

与党関係者は25日、「大統領府でまもなく検証作業に着手するとみられる」とし、「定期国会の予算審査が終わる12月から人事聴聞会政局に入るだろう」と述べた。与党では、文大統領の任期5年目を期してムードを刷新し、国政課題を安定的に終えるために、5、6人程度の中幅改造が可能という観測が流れている。特に、政権発足時からの元年メンバーや来年4月の補欠選および2022年の地方選候補を入れ替える可能性がある。

 

新型コロナウイルスが小康状態に入り、朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は交代が有力視されている。金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通部長官は、京畿道(キョンギド)知事や全羅北道(チョンラプクト)知事、または盧氏の後任に抜擢されるとみられている。与党関係者は、「秘書室長の後任には否定的な世論もあるが、大統領府内には、政府発足時に大統領府が主導した不動産政策の失敗の荷を金が負ったという負い目もある」と語った。「K5」(康京和外交部長官が文大統領の任期5年間、長官を務めているという意味)と呼ばれる康京和(カン・ギョンワ)長官は今のところ残留の可能性が高い。

来年の補欠選挙の候補に名前が挙がっている長官たちの進退も注目される。朴映宣(パク・ヨンソン)中小ベンチャー企業部長官と秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官は、来年のソウル市長選候補に名前が挙がっている。また、就任2年が経った兪銀恵(ユ・ウンヘ)社会副首相兼教育部長官、成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、李載甲(イ・ジェガプ)雇用労働部長官らも交代対象とみられている。兪氏は、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が大統領選に出馬する場合、次期京畿道知事か最後の大統領秘書室長候補に名前が挙がっている。

2022年、忠清北道(チュンチョンプクト)知事に出馬する可能性がある盧氏は、内閣改造を終えた後、来年1月頃、交代の可能性が高いという。盧氏の後任には、金氏、兪氏のほかに、楊正哲(ヤン・ジョンチョル)前民主研究院長、禹潤根(ウ・ユングン)元ロシア大使、崔宰誠(チェ・ジェソン)大統領政務首席秘書官の昇進の可能性もある。与党関係者は、「最後の秘書室長なので、側近を起用するのか、象徴性のある外部要人を起用するのか、大統領が悩んでいるようだ」と伝えた。

内閣改造の前後で与党の次期大統領選候補とされる丁世均(チョン・セギュン)首相の交代の可能性もある。丁氏は来年1月に就任1年を迎える。丁氏の側近議員で構成された「光化門(クァンファムン)フォーラム」は26日から勉強会を開くなど、最近行動の幅を広げている。


パク・ヒョモク記者 イ・ウンテク記者 tree624@donga.com · nabi@donga.com