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現代自、水素電気トラックが中国で技術革新賞

現代自、水素電気トラックが中国で技術革新賞

Posted September. 21, 2020 08:37,   

Updated September. 21, 2020 08:37

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現代(ヒョンデ)自動車は最近、欧州に輸出した水素電気トラックが中国で開かれた水素エネルギー博覧会で技術革新賞を受賞した。

現代自は15日、中国上海で開催された「第5回国際水素燃料電池車のフォーラム」で、エクシエント水素電気トラック(写真)が水素エネルギーと燃料電池技術革新賞2等賞を受賞したと、20日明らかにした。

今回のフォーラムで、1等賞から参加賞までほぼすべての賞を中国企業と機関が総なめし、受賞企業のうち外国企業は現代自だけだった。完成車モデルが受賞したのも唯一だ。

エクシエント水素電気トラックは、190kW(キロワット)出力の燃料電池スタックを通じて、最大350kW(476馬力)のエンジン性能を出す電気モーターを駆動する。水素貯蔵タンク7個を搭載して水素貯蔵容量が約32キロに達し、8〜20分ほどの充電で400キロを走行できる。

現代自は今年7月、スイスにエクシエント水素電気トラックを初めて輸出した。今年末まで50台、2025年までに計1600台を供給する予定だ。エクシエント水素電気トラックは、現代自とスイスの水素ソリューション専門企業「H2エネルギー」の合弁会社である「現代ハイドロジェンモビリティ」が受けて、大型トラックの需要先に使用料支払い方法で供給する。

現代自は、昨年9月は米カミンズ社と商用車用水素燃料電池システムベースのエコ・パワートレインを共同開発して、北米商用車の製造会社に供給するための業務協約を交わした。

一方、今回のフォーラムでは、中国の上海水素推進技術が自動車用燃料電池技術で、中国第一汽車集団、東風自動車などが、商用車用燃料電池技術の商業化でそれぞれ1等賞を受賞した。中国は最近、水素電気自動車関連技術の開発において相当拍車をかけていることが知られている。


金道炯 dodo@donga.com