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文大統領「政治対立の増幅で防疫すら政治化」

文大統領「政治対立の増幅で防疫すら政治化」

Posted September. 19, 2020 08:23,   

Updated September. 19, 2020 08:23

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、「協力政治や統合は、政治が果たしべき役割なのに間違っている。政治で対立が増幅しており、防疫さえ政治化している」と述べた。新型コロナウイルス感染症の拡大が続く状況で、一部の保守性向団体が光復節(日本植民地からの独立記念日)集会に続き、建国記念日での集会を強行しようとする動きに対して強い不満を現したのだ。

文大統領は同日、仏教界の指導者たちを大統領府に招いて行った懇談会で、「防疫においては、全国民が一つとなって取り組むべきだが、一部で防疫協力を拒否したり、歪曲することが起きている。基本的には政治対立が続いたことで起きた現象だ」とした上でこのように述べたと、大統領府の康珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。文大統領は、「統合は切実な課題だ」とし、「仏教界も役割を果たしてほしい」と述べた。これに先立って、文大統領は2日、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表などとの懇談会で、「国家的に非常に重要な状況であり、これまで以上に協力政治が重要だ」と述べたことがある。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com