Go to contents

汝矣セッカンに絶滅危機のヒキガエルが帰ってきた

汝矣セッカンに絶滅危機のヒキガエルが帰ってきた

Posted July. 08, 2020 08:31,   

Updated July. 08, 2020 08:31

한국어

ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨイド)のセッカン生態公園で、保護種のヒキガエル(写真)が大規模に発見された。

7日、ソウル市漢江(ハンガン)事業本部によると、ヒキガエルは環境部が指定した絶滅危機野生動植物の関心対象(LC)で、都心で大規模に発見されたのは異例のことだ。今年5月にすでに数十万個の卵が確認され、この卵が孵化してオタマジャクシを経て成体に成長したとみられる。

ヒキガエルは、セッカンを委託運営している「社会的協同組合漢江」の環境モニタリングで発見された。この協同組合は、人工的な干渉を減らし、敏感な時期に市民のアクセスを遮断する方法で生態系の多様性を高めている。

最近、汝矣セッカンでは、天然記念物のワシミミズクとチョウゲンボウ、オシドリなどが順番に確認された。梅雨時は、昨年夏に繁殖に成功した絶滅危惧2級のジムグリガエルも見られると予想される。

キム・インスク漢江事業本部公園部長は、「ソウル市は今後も、専門知識を持つ市民団体と協業して、漢江の生態系を復元できるように最善を尽くしたい」と語った。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com