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ソウル市、松峴洞の大韓航空敷地の公園化を推進

ソウル市、松峴洞の大韓航空敷地の公園化を推進

Posted May. 29, 2020 08:29,   

Updated May. 29, 2020 08:29

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ソウル市が、鍾路区松峴洞(チョンノグ・ソンヒョンドン)の旧駐韓米国大使館の職員宿舎の敷地を「文化公園」にする案を推進している。

28日、ソウル市によると、市は前日、都市・建築共同委員会を開き、「松峴洞の大韓(テハン)航空敷地公園決定案」の諮問を上程した結果、公園造成賛成立場を受けた。決定案には、現在北村(プクチョン)地区単位計画内の特別計画区域に指定された該当敷地を、文化公園に変える内容が盛り込まれている。ソウル市は、大韓航空の所有となっているこの敷地を買い入れて、文化公園にする計画だ。

ソウル市の関係者は、「委員会は敷地の公的利用のために、早めに公園決定と買い入れに積極的に賛成するという立場だった」とし、「ただ、多くの市民と一緒に十分に議論して決定する必要があるという意見もあった」と語った。

いわば「松峴洞敷地」と呼ばれる景福宮(キョンボクグン)の隣の旧駐韓米国大使館宿泊施設の敷地は、面積が約3万7000平方メートルで、18年間空き地として放置されている。大韓航空が2008年、三星(サムスン)生命から2900億ウォンに買い入れた後、韓屋ホテルなどを造成する計画を立てたが、学校が隣接しているなど、ホテル新築が難しく、計画が白紙となった。ソウル市は諮問意見を反映して、来月、閲覧公告などの関連手続きを進め、年内に敷地を文化公園に指定する計画だ。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com