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LG化学、現代・起亜自動車に数兆ウォン台のバッテリー供給

LG化学、現代・起亜自動車に数兆ウォン台のバッテリー供給

Posted May. 28, 2020 07:46,   

Updated May. 28, 2020 07:46

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LG化学が、現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車に対して数兆ウォン規模の電気自動車のバッテリーを供給する。

27日、自動車業界によると、LG化学は、2021年から現代・起亜自動車が量産予定の純粋電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP(Electric-Global Modular Platform)」の2次サプライヤーに決まった。現代・起亜自動車が4回にわたって発注する量の2次物量で、1次サプライヤーはSKイノベーションが選ばれている。来年末から供給される1次物量に次いで、2次は2022年から供給されることが分かった。

一部からは、李在鎔(イ・ジェヨン)三星(サムスン)電子副会長と鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自グループ首席副会長の単独会合以降、三星SDIが2次サプライヤーになるだろうという予測が出ていたが、これまで現代自の電動化モデルにバッテリーを供給してきたLG化学が最終的に選ばれたのだ。

これに先立って、現代・起亜自は2021年から、電気自動車専用モデルの量産のためにE-GMPを開発した。これまで現代自は、既存の内燃車からエンジンなどを除いた後、空いたスペースに電気モーターを入れる方法で電気自動車を作ってきた。新しいプラットフォームは、バッテリーパックを車両の床部分に広く敷く方式のため、より多くのバッテリーが搭載できるので、結果的に走行距離が伸びることになる。また、重心が低くなるため走行性や運転性も良くなるというのが、自動車業界の説明だ。今回の発注について、LG化学の関係者は「顧客社に関連する事案は確認できない」と語った。


許桐準 hungry@donga.com