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日曜日の夜、月と土星が50年ぶりに最も接近

日曜日の夜、月と土星が50年ぶりに最も接近

Posted December. 06, 2024 09:37,   

Updated December. 06, 2024 09:37


日曜日の8日の夕方、月と土星が50年ぶりに最も近く見える。月と土星が今回ほど近くなるのを再び見るためには、今後50年余りを待たなければならない。

5日、韓国天文研究院によると、今月8日午後5時49分、南の空では月と土星が0.3度に近接した姿を見ることができる。肉眼で見れば、月と土星がほとんどくっついて見え、望遠鏡で観測すれば、一つの視野に入ってくる。今回の近接現象は、月没直前の9日0時14分まで、一晩中観測できる。

天文研究院によると、月と土星が近く見えるからといって、二つの天体の距離が物理的に近くなるわけではない。月と土星の公転周期がかみ合って近く見えるのだ。地球に対する月の公転周期は29.5日、太陽に対する土星の公転周期は29.5年だが、二つの天体の公転軌道面の傾きの差によって、二つの天体が近接するのは珍しい現象だ。

国立果川(クァチョン)科学館によると、今月の土星観測は、ソウルで肉眼観測を基準に1974年2月4日以来50年ぶりに最大に近づくものだ。二つの天体が再び近づく時は、2075年8月20日と予想される。

8日夜は、今年最も輝く木星も見られる。この日、木星は日没後、北東の空から現れ、一晩中観測することができる。


チャン・ウンジ記者 jej@donga.com