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医協きょうから新会長選挙、強硬派が多数立候補

医協きょうから新会長選挙、強硬派が多数立候補

Posted March. 20, 2024 08:38,   

Updated March. 20, 2024 08:38

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医学部増員に反対する開業医までが集団休診を切り出している中、開業医が中心となっている大韓医師協会(医協)が、20日から次期会長を選ぶ選挙に突入する。政府と医師が対立を続ける中、強硬派が当選する可能性が高いという分析が出ている。

19日、医協によると、第42代会長選挙にパク・ミョンハ医協非常対策委組織強化委員長(ソウル特別市医師会長)、チュ・スホ医協非常対策委言論広報委員長、イム・ヒョンテク大韓小児青少年科医師会長、パク・インスク元国会議員、チョン・ウンヨン人道主義実践医師協議会(人医協)釜山(プサン)・慶南(キョンナム)代表の5人が出馬の意思を表明した。このうち、医学部増員に賛成するチョン代表を除いた残りの4人は、いずれも強硬派に分類される。

医協内からは、今回の選挙は、チュ委員長とイム会長の二強構図になるだろうという意見が多い。ただ、チュ委員長が過去に飲酒運転で死亡事故を起こしたことが最近明らかになり、議論を呼んだのは選挙変数に挙げられる。候補のうち、パク委員長は前日(18日)、保健福祉部から免許停止の行政処分の通知書を受け取った。医協は20~22日、電子投票で会長を選ぶ。1回目の投票で過半数の得票者がいなければ、得票上位2人をめぐって25日と26日に決選投票を行う。

候補の中で唯一医学部増員に賛成意見を明らかにしたチョン代表は19日、記者に対し、「増員に賛成する教授も多い。望ましい増員規模は、教授らによって少なくは300~500人、多くは1000人までも話が出ている」と話した。続いて、「医学生の授業に支障がないためには、300人程度が適当だと思う」と話した。専攻医のストライキと医学生の集団休学については、「政府と医師界の交渉が前提になるならば、専攻医や医学生たちも必ず現場に戻らなければならない」と話した。


イ・ムンス記者 doorwater@donga.com