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「ママパパタクシー」、ソウル市全体で利用可能

「ママパパタクシー」、ソウル市全体で利用可能

Posted January. 24, 2024 08:30,   

Updated January. 24, 2024 08:30

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乳幼児の子供を持つ家庭の外出を支援する「ソウルのママパパタクシー」が、今年からソウルの25の全自治区に拡大施行される。ソウルに住む24ヵ月以下の乳幼児を育てる家族なら、誰でも子供1人当たり10万ウォンのタクシー利用券をポイントとして受けて使うことができる。

23日、ソウル市は、同日からソウルの全自治区で、ソウルのママパパタクシーを予約して利用できると明らかにした。ソウルのママパパタクシーは、大型のワゴン車にチャイルドシートと空気清浄機、手指消毒剤、飛沫遮断スクリーンなどが用意されたオーダーメード型タクシーで、ソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長の少子化対策「誕生応援ソウルプロジェクト」の一つだ。

申し込みは、ソウルのママパパタクシーの運営会社であるi.M(アイ・エム)タクシーのモバイルアプリケーション(アプリ)を通じてできる。アプリのインストール後申請すれば、2週間以内に居住地の自治区で資格を確認し、乳児1人当たり10万ウォンのタクシー利用ポイントを支援する。親だけでなく、24ヵ月以下の乳児の世話をする実質的な保護者なら誰でも申請でき、ソウル市内の希望するところはどこでも自由にポイントの限度内で利用できる。もし、スマートフォンの使用が難しければ、洞住民センターを直接訪問してタクシー利用ポイントを申請できる。タクシーを利用する際は、電話(1688-7722)で「ソウルのママパパタクシー」を呼び出す。昨年、ソウル市は16の自治区で試験運営した結果、保護者10人のうち9人が満足していると回答したことが分かったと明らかにした。昨年のモデル事業に約3万5000人の保護者が参加し、彼らは親切および安全運行、呼び出しの利便性、申請手続きの簡便さ、チャイルドシートの提供などの順で高い満足度を示した。

ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「昨年の利用者の高い満足度に力づけられ、今年から、ソウルのママパパタクシーを全自治区に拡大して実施する」とし、「ソウル市は、子供連れの外出が疲れることではなく、楽しい日常になるよう、子供を産んで育てやすい都市を作るのに最善を尽くす」と話した。


イ・チェワン記者 chaewani@donga.com