2024年1月1日午前0時にソウル鍾路区(チョンロク)の世宗大路(セジョンデロ)に直径12メートルの超大型構造物「初日の出」が昇る。
ソウル市は26日、31日午後11時から鐘路区の普信閣(ポシンガク)と世宗大路付近で、「2023除夜の鐘・新年カウントダウン」を開催することを明らかにした。今年は新年を告げる33回の除夜の鐘が終わると、世宗大路の交差点に日の出を形象化した構造物「初日の出」が昇る。直径12メートルの超大型の球形の構造物は、クレーンを利用して空中に浮かび上がる。ソウル市関係者は、「世界で最も早い新年の日の出を演出し、ソウルが伝える希望のメッセージを世界に発信する」と話した。
今年の普信閣の除夜の鐘は、今年8月、京畿道城南市盆唐区(キョンギド・ソンナムシ・ブンダンク)の書峴(ソヒョン)駅での無差別殺傷事件の被害者を助けたユン・ドイル氏ら18人が務める。
ソウル市は、普信閣に来なくてもカウントダウンの様子を見ることができるように、中区の東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)と世宗大路で中継する計画だ。
市と鍾路区は、安全管理要員を昨年の約2倍の1100人に増やし、雑踏対策に取り組む方針だ。警察や消防なども別途に人員を配置する。ソウル市のチェ・キョンジュ文化本部長は、「今年の新年イベントは、『グローバル文化発信地』として浮上したソウルの地位にふさわしく、全世界の人々が楽しめる祭りとして準備した」と説明した。
柳根亨 noel@donga.com