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自営業者187万人に利子85万ウォンを還付

自営業者187万人に利子85万ウォンを還付

Posted December. 22, 2023 10:28,   

Updated December. 22, 2023 10:28

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銀行機関が、年利4%を超える金利で融資を受けた小規模事業者や自営業者に、この1年間払った利子の一部を返してあげる。約187万人の個人事業者が平均85万ウォンずつ還付される見通しだ。

21日、趙鏞炳(チョ・ヨンビョン)銀行連合会長と20行の頭取らは、金周顯(キム・ジュヒョン)金融委員長、李卜鉉(イ・ボクヒョン)金融監督院長と懇談会を開き、このような内容の「銀行圏民生金融支援策」を発表した。小規模事業者と自営業者のために歴代最大規模である「2兆ウォン+アルファ(α)」を支援することが核心だ。

まず銀行機関は利子を還付(キャッシュバック)する「共通プログラム」に約1兆6000億ウォンを投入することにした。貸出金2億ウォンを限度に1年間、年利4%を超える利子を納付した金額の90%を返す。貸出者1人当たりの還付金限度は300万ウォン。

銀行機関は脆弱階層支援のために4000億ウォン規模の「自律プログラム」も別途実施する。電気料・賃貸料支援など利子還付を除く方式と、小規模事業者や自営業者以外の脆弱階層への支援、保証機関や庶民金融振興院の拠出などを検討中だ。

金融当局と銀行機関は、歴代規模の民生支援策を打ち出したことに意味を与えている。しかし、信用評価が低いため銀行からの貸出が難しい脆弱階層が支援対象から漏れていることから、公平性問題も提起されている。また、総選挙を控えて数百万人の利子を一律に減免することに対しては、自営業者の票を得るためのポピュリズムだと指摘する声も絶えない。


カン・ウソク記者 キム・スヨン記者 wskang@donga.com