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アジア大会金のチョ・ウヨンとチャン・ユビンがプロデビュー、崔京周インビテーショナル

アジア大会金のチョ・ウヨンとチャン・ユビンがプロデビュー、崔京周インビテーショナル

Posted October. 05, 2023 09:06,   

Updated October. 05, 2023 09:06

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チョ・ウヨン(22)とチャン・ユビン(21)はわずか数日前まで「プロを負かせるアマ」と呼ばれた。チョ・ウヨンは今年4月の韓国プロゴルフツアー(KPGA)のゴルフゾーンオープンで優勝し、チャン・ユビンは8月の群山(クンサン)CCオープンで優勝した。しかし、二人はプロではなくアマチュアだったため、優勝賞金は1ウォンももらえなかった。

しかし、1日に終わった杭州アジア大会ゴルフ男子団体戦で優勝し、二人は一夜にして身分が変わった。KPGAツアー優勝ですでにシードを獲得している二人は、大会二日目を迎えた今月2日、KPGAに入会手続きを進め、正式にツアープロになった。そして5日から京畿道驪州(キョンギド・ヨジュ)Ferrumクラブ(パー72)で4日間開かれるKPGAツアー現代海上(ヒョンデヘサン)崔京周(チェ・ギョンジュ)インビテーショナルでプロデビュー戦を行う。

大会前日の4日に開かれた公式記者会見から、二人は変わった待遇を受けた。大会ホストで米男子ツアー(PGA)で8勝を挙げた崔京周(53)は、「二人の『プロ』のアジア大会金メダルを心から祝福する。そして今大会に出場してくれて本当に感謝している」と話した。

プロとしての第一歩を踏み出すチョ・ウヨンとチャン・ユビンは依然としてアジア大会の感動を胸に抱いているようだった。二人はPGAツアーでそれぞれ4勝と2勝を収めたキム・シウ(28)と任成宰(イム・ソンジェ、25)とともに、通算76アンダーで男子団体戦金メダルを獲得した。個人戦では任成宰が3位で銅メダルを獲得し、キム・シウは4位、チャン・ユビンは5位、チョ・ウヨンは6位タイだった。

チョ・ウヨンは、「テレビで見たことしかない二人の先輩と一緒に部屋を使い、一緒にご飯を食べながら本当にたくさん学んだ。ラウンドを終えて宿舎に帰ったら、一緒にラーメンも作って食べながら、チームとして良い雰囲気を維持した」と話した。チャン・ユビンは「やはりPGAツアーでプレーしているプロは何かが違うことを改めて感じた。同じように打っているように見えても、細かいプレーではかなり差があった。これからもっと発展しなければならないという大きな刺激になった」と話した。

デビュー戦から注目を浴びている二人は、初日と二日目に今年のKPGAツアー最強者のコ・グンテク(24)と一緒に回る。シーズン3勝を挙げ、ジェネシス大賞ポイント1位に上がっているコ・グンテクは、今大会で1992年のチェ・サンホ以来31年ぶりにシーズン4勝に挑戦する。コ・グンテクは「金メダルを取った選手たちと一緒にプレーできて光栄だ。私の方こそ一つ学ばなければならないようだ。金メダルの気運をもらいたい」と話した。

プロの第一歩を踏み出す二人も、野心満々の意気込みを語った。チョ・ウヨンは「アマチュア時代に一度優勝した経験があるので、優勝がどれほど難しいかよく知っている」と言い、「アジア大会で学んだことをしっかり補足して、KPGAツアーを越えて、PGAツアーに進出するのが目標だ」と話した。チャン・ユビンも「PGAツアーでプレーした先輩たちからいろんな話を聞きながら、自分も『世界的な選手たちと一緒にプレーしてみたい』と思うようになった」と話した。

PGAツアーでプレーする韓国勢で最年長の崔京周は、「我慢して、忍耐して、待つことができなければならないというアドバイスをしたい」とし、「練習も、試合も、常に待つことの連続だ。地道に技量を発展させれば、いつか夢の舞台に立つことができる」と話した。

後輩たちとショット対決に臨む崔京周は5日午後12時からiMBankオープンで優勝したホ・インフェと昨年同大会覇者のイ・ヒョンジュンと一緒にプレーする。昨年の同大会で予選落ちした崔京周は、「相変わらずうまく打ちたい気持ちが強い。若い選手たちと一緒に素晴らしい競争をしてみたい」と話した。


李憲宰 uni@donga.com