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香港デモ取材経験の日本人ジャーナリスト、香港空港で入境拒否される

香港デモ取材経験の日本人ジャーナリスト、香港空港で入境拒否される

Posted July. 03, 2023 08:27,   

Updated July. 03, 2023 08:27

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香港を訪問して取材しようとした日本人ジャーナリストが、明確な理由もなく香港空港で入境を拒否された。同ジャーナリストは、過去に何度も香港を訪れ、大規模なデモの現場を取材した。一部では、香港当局が香港国家安全維持法(国安法)を根拠に、同ジャーナリストの日本での行動を問題視しているという見方もある。

2日、台湾中央通信社などによると、日本人ジャーナリストの小川善照氏は先月29日夕方、香港国際空港に到着したが、入境手続きの窓口で入管当局に止められた。小川氏は空港内の別室に移動して聞き取りを受け、翌日の先月30日に日本への送還が決定された。しかし、入境拒否の理由については何の説明もなかった。

小川氏は、2014年に香港市民が行政長官の完全直選制を求めて行った「雨傘運動」を現場で取材した。また、19年にも香港の犯罪者を中国に引き渡す「逃亡犯条例」改定案に反対する大規模なデモを取材した。特に、逃亡犯条例改定案の取材をもとに、日本に戻って『香港デモ戦記』という本を出版した。

小川氏は、「香港返還26年を迎え、香港の雰囲気を取材しようとしただけ」とし、「香港で問題になるような発言や記事を書いたことはない」と主張した。

中央通信社は、「香港当局が小川氏の日本での行動を問題視しているようだ」と分析した。20年7月1日から施行された国安法によると、外国人が海外でした、中国の国家分裂などを狙った発言や行為についても処罰することができる。中央通信は、「今回の事件は、香港の言論の自由と香港を出入りする自由がすべて消えた証拠だ」と伝えた。一部では、「小川氏が空港で日本に送り返されたことは幸いだ」とし、「国安法によって逮捕される可能性があった」という話もある。

中国本土でも1日から改正「反スパイ法」が施行されるなど、社会統制がますます強まっている。同法によると、外国人が中国旅行中に偶然にデモの現場を目撃して写真を撮っただけでもスパイに追い込まれる可能性がある。


金祺容 kky@donga.com