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「SNSが児童の頭脳発達に悪影響、安全基準が必要」 米保健当局トップが警告

「SNSが児童の頭脳発達に悪影響、安全基準が必要」 米保健当局トップが警告

Posted May. 25, 2023 08:35,   

Updated May. 25, 2023 08:35

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米国公衆保健当局のトップが、「ソーシャルメディア(SNS)は、児童と青少年の健康に深刻な害を及ぼしかねないという指標が多い」と公に警告した。

米公衆保健サービス団のビベック・マーシー団長は、23日(現地時間)に発表した19ページ分量の勧告文で、「SNSが子供と青少年に安全だという証拠は、十分ではない」とし、技術企業と両親に直ちに保護措置を取るよう促した。

マーシー氏は、SNSは少数人種や性的マイノリティの青少年が同質感を感じる友人を探し、自分を表現する空間を設けるメリットがあるとしながらも、頭脳発達に及ぼす悪影響をなおさら強調した。大人もSNS弊害で苦しむ可能性があるが、社会的関係を学習し、自尊心と自我アイデンティティを形成する子供は大人とは根本的に違うという。

また、マーシー氏は、SNSは他人との過度な比較、いじめおよび嫌悪などを呼び起こすとし、「SNSが若者の精神健康に及ぼす影響は、米国でうつ病や不安、自殺、寂しさの指標が同時に上がっていることから現れる」と指摘した。米疾病管理予防センター(CDC)によると、10~24歳の自殺率は2007年から2018年の間に57%急増した。

マーシー氏は、このようなすべての問題を子供と両親の責任だけにするのは「公平ではない」とし、技術企業と政府が子供保護のための具体的措置を用意しなければならないと促した。マーシー氏は前日、米NPR放送とのインタビューでも、「子供用自動車のチャイルドシートやおもちゃのような製品のように、SNSにも安全基準がなければならない」と述べた。

勧告文は、家族に対しても、食事の時のように顔を合わせる時間は互いに話し合い、絆を深めるためにスマートフォンのような機器は使わないことを勧めている。


洪禎秀 hong@donga.com