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油類税を20%引き下げ、ガソリン価格が164ウォン安くなる見通し

油類税を20%引き下げ、ガソリン価格が164ウォン安くなる見通し

Posted October. 27, 2021 08:27,   

Updated October. 27, 2021 08:27

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来月12日から来年4月末までの約6カ月間、油類税が20%引き下げられる。ガソリン価格は1リットル当たり164ウォン下落する。国際原油価格の高騰を受け、韓国内の燃料価格が約7年ぶりの最高値を記録すると、政府は史上最大幅の油類税の引き下げに乗り出した。

政府は26日、洪南基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官の主宰で、政府ソウル庁舎で非常経済中央対策本部会議を開き、このような内容の物価対応策を発表した。政府はガソリン、軽油、液化石油ガス(LPG)、ブタンに課す油類税を6カ月間の期限付きで20%引き下げることにした。こうなれば、1リットル当たりの石油類の価格はガソリンは164ウォン、軽油は116ウォン、LPG・ブタンは40ウォンずつ値下がりする。

洪副首相は、「油類税引き下げが石油類価格にそのまま反映されれば、月別物価が0.33%ポイント下がる効果が発生する」と見通した。今回の措置は、施行令の改正を経て、来月12日から施行される予定だ。終了時点は来年4月末となる。その間、原油価格が安定すれば、終了時期が繰り上げられることもある。

ガス料金の値上げ圧力を減らすため、液化天然ガス(LNG)の輸入関税は同期間0%へと下がる。現在LNGに対する関税は3%(冬季の10〜12月は2%)だ。政府は年末まで、都市ガスなどの公共料金を据え置く方針だ。


周愛眞 jaj@donga.com