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上場企業の昨年の平均賃金、女性は男性の64%だった

上場企業の昨年の平均賃金、女性は男性の64%だった

Posted September. 02, 2021 08:21,   

Updated September. 02, 2021 08:21

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昨年、韓国内上場企業従事者の平均賃金を調査した結果、女性の賃金が男性の70%に及ばないことが分かった。1日、女性家族部がまとめた性別賃金格差調査の結果によると、2020年の韓国国内全体上場法人の女性1人当たりの平均賃金は5110万ウォンと、男性1人当たりの平均賃金(7980万ウォン)の64%と集計された。

これを男性賃金に対する女性賃金の比率に換算した「性別賃金格差」は35.9%に達した。経済協力開発機構(OECD)平均の12.8%の3倍レベルだ。ただ、2019年の性別賃金格差は36.7%だったのに比べれば、1年間で0.8%ポイント減った。

国内上場企業の男性平均勤続年数は12.2年、女性は8.2年と集計された。男性と女性の勤続年数の差が大きい業種ほど、男女間の賃金格差も大きかった。一例として、事業施設管理、事業支援および賃貸サービス業は、男性(8.6年)と女性(3.9年)の勤続年数の差がすべての業種の中で最も広がったが、男女間の性別賃金格差も48.5%で最も大きかった。

一方、男女の賃金格差の小さい産業は、芸術・スポーツおよびレジャー関連サービス業(22.5%)や電気・ガス・蒸気および空調供給業(22.5%)などだった。女性家族部は「性別賃金格差を縮めるためには、働く女性の雇用維持支援を今より強化しなければならない」と明らかにした。


キム・ソミン記者 somin@donga.com