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日本のウェブトゥーン席巻した「カカオジャパン」、6000億ウォン誘致で新しい翼

日本のウェブトゥーン席巻した「カカオジャパン」、6000億ウォン誘致で新しい翼

Posted May. 21, 2021 08:12,   

Updated May. 21, 2021 08:12

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日本でウェブトゥーンサービスを提供するカカオの子会社「カカオジャパン」が、6000億ウォンの投資を誘致した。「漫画の聖地」である日本で、ウェブトゥーン市場を総なめしたカカオジャパンが、今回の投資を通じて市場支配力を強固にすると予想される。

カカオは20日、日本の子会社カカオジャパンがグローバル投資会社アンカーエクイティパートナーズと海外国富ファンドから、6000億ウォン規模の投資を誘致したと明らかにした。カカオジャパンが第三者割当有償増資の方法で発行する6万7930株と旧株の一部を「ライアン&フレンズファンド」が引き受ける形だ。新株発行価格は1株当たり828万ウォンだ。投資誘致後の持分の割合は、カカオが72.9%、カカオエンターテインメントが18.2%、ライアン&フレンズファンドが7.8%などだ。

カカオジャパンの関係者は、「カカオの海外子会社の初の投資誘致事例であり、今年日本でコンテンツ企業が誘致した外部投資の中では最大規模だ」とし、「今回の投資でカカオジャパンの企業価値は、約8兆8000億ウォンに達する」と話した。

カカオジャパンのウェブトゥーンプラットホーム「ピッコマ」は、日本漫画モバイルアプリケーション(アプリ)売り上げ分野で昨年7月から1位となっている。ピッコマの昨年の取引額は4146億ウォンと、前年比188%も急増した。ウェブ漫画のうち「俺だけレベルアップな件」は、ピッコマでサービスされて以来、累積売上高が200億ウォンを超えた。

カカオジャパンは現在、日本と韓国にそれぞれスタジオを設立して、オリジナルウェブトゥーンコンテンツを製作している。企業公開(IPO)も推進しているという。カカオジャパンのキム・ジェヨン代表は、「ピッコマプラットホームと創作者育成にもっと果敢に投資し、漫画とウェブトゥーンがグローバルメインコンテンツとして位置づけられることを先導したい」と語った。


金聖模 mo@donga.com