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孫興民がリーグ戦17得点、シーズン得点数で車範根氏に並んだ

孫興民がリーグ戦17得点、シーズン得点数で車範根氏に並んだ

Posted May. 10, 2021 08:43,   

Updated May. 10, 2021 08:43

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「スーパーソニー」孫興民(ソン・フンミン=29)がゴールネットを揺らすたびに、韓国サッカーの歴史が変わる。

孫興民は8日、英国リーズの敵地エランドロードで行われたリーズ・ユナイテッドとの今季イングランド・プレミアリーグ(EPL)第35節で前半25分にゴールを決め、今季22得点目を記録した。これで孫興民は2016-2017シーズンにトッテナム・ホットスパー所属で記録した21得点を超え、1シーズン得点記録を更新した。当然、韓国人選手のEPL新記録でもある。

孫興民は同日、デレ・アリのパスを受けて相手GKと1対1となった場面で、冷静に同点ゴールを決めた。後半にもGKと対決した追加得点のチャンスをつかんだが、会心の左足シュートがゴールの横網を放った。孫興民のゴールにもトッテナムはリーズに1-3で完敗し、リーグ4位までに与えられる欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得が事実上困難になった。トッテナムは16勝8分11敗(勝ち点56)で7位まで転落した。4位のチェルシー(勝ち点64)とは大きな差だ。残り3試合で全勝を挙げ、上位チームの結果を待たなければならない羽目になった。

チームの敗北で色あせしたが、リーグ17点目(リーグ得点単独3位)を決めた孫興民は、車範根(チャ・ボムグン)元韓国代表監督が1985~1986シーズンにドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンで記録した韓国選手の欧州4大リーグでのシーズン最多得点にも並んだ。得点関与数でも17ゴール10アシスト(27ポイント)でトッテナムの「相棒」ハリー・ケイン(21得点13アシスト)に続きリーグ2位に上がった。

シーズン全体では、EPLで17得点10アシスト、UEFAリーグの予選と本大会で4得点3アシスト、リーグカップ(カラバオカップ)1ゴール、イングランドサッカー協会(FA)カップ4アシストなど計39の得点関与数を積み上げた。

自分のキャリアハイシーズンを飾っている孫興民にとって、残りの目標は残りのリーグ3試合でゴールを追加することだ。あと1ゴールで「チャブム」を乗り切る。英国BBCのパネリスト、マイケル・ブラウンはリーズ戦後、「ゴール前で孫興民がどれほど冷徹かを誰もが知っている。リーズ戦でも美しいフィニッシュを披露した」と称賛した。英国のイブニングスタンダード、ガーディアンなども「さわやかなフィニッシュ」「立派なフィニッシャー」と褒め称えた。


兪載泳 elegant@donga.com