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文大統領の私邸工事、住民の反対で一時中断

文大統領の私邸工事、住民の反対で一時中断

Posted April. 29, 2021 08:21,   

Updated April. 29, 2021 08:21

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が退任後に暮らす慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)の私邸新築工事が近隣住民の反対で一時中断した。

28日、大統領府によると、今月初めに着工した慶尚南道梁山市下北面芝山里平山村(ハブクミョン・チサンリ・ピョンサンマウル)の大統領私邸工事が23日に一時中断した。工事が始まると、下北面里長団協議会など17の団体が私邸建設反対の垂れ幕を掲げて反発したことによるとみられる。彼らは、大統領府警護処と梁山市が交通や騒音など工事にともなう問題を十分に協議しなかったと主張した。

大統領府関係者は、「工事による粉塵や騒音など住民に迷惑をかけることがないか点検するためにしばらく工事を止めた」とし、「住民と意思疎通し、不便な事項を点検した後、工事を再開する方針だ」と説明した。ただし、私邸地変更の可能性については、「今のところ検討していない」と一蹴した。

文大統領の退任後の私邸はこれまで数回論議に包まれた。私邸内の農地の用途変更などを理由に野党から集中攻撃を受けた。これに対して文大統領は先月、SNSで「偏狭だ」と異例にも強く批判した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com