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朴映宣氏「若者にバスと地下鉄の料金4割引」 呉世勲氏「江北地区にコエックスのような名所を」

朴映宣氏「若者にバスと地下鉄の料金4割引」 呉世勲氏「江北地区にコエックスのような名所を」

Posted April. 02, 2021 07:41,   

Updated April. 02, 2021 07:41

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与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)候補と野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補は、4月7日のソウル市長補欠選挙の事前投票前日の1日、それぞれ若年層の攻略とソウル江北(カンブク)圏の遊説に集中し、支持を訴えた。

朴氏は同日、ソウル麻浦(マポ)、陽川(ヤンチョン)、永登浦(ヨンドゥンポ)、江西(カンソ)など「西北圏ベルト」で遊説を行い、若年層に向けた公約を発表するなど、若者を取り込むことに力を入れた。朴氏は、ソウル陽川区の遊説で、自身の「半額アパート」公約と関連して、「半額アパート20坪なら約2億ウォンだが、(若者の中には)これも負担だという人が多い」とし、「住宅価格の1割だけを支払い、持分積み立て型で毎年少しずつ払うことで、マイホームを手に入れることができる制度を導入する」と明らかにした。若者を対象に、バスと地下鉄の料金を4割引きにする「ソウル青年パス」計画も発表した。

 

朴氏は同日午後、予定になかった龍山(ヨンサン)都市記憶展示館を訪れた。朴氏は、呉氏がソウル市長だった時に起きた「龍山惨事」を取り上げ、「龍山惨事を招いたニュータウン、再開発ブームの責任は呉氏にある」と指摘した。また、呉氏が先月31日に寛勲(クァンフン)討論会で龍山惨事について、「非常に暴力的な形の抵抗があった」と話したことに対して、「非常に誤った言葉の暴力」と非難した。

呉氏は同日、「共に民主党」支持が強いソウル城北区(ソンブクク)といわゆる「蘆道江(蘆原、道峰、江北)」で遊説を行い、開発公約を発表した。呉氏は、城北区吉音洞(キルウムドン)での遊説で、「弥阿(ミア)交差点の地下に地下鉄の乗り換え広場などコエックスのような名所をつくる」とし、「内部循環路と北部幹線道路の進入路もさらに確保する」と約束した。

呉氏は、蘆原区の京春(キョンチュン)線森の道での遊説などで政権審判論を強調し、「現政権の偽善を審判するという若者に、(与党と朴氏は)交通費を割り引くという。この政党を許していいのか。私は憤る」と声を上げた。また、「この機に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が反省するよう、与党が心から謝罪するようにしてほしい」と訴えた。

龍山惨事について呉氏は、「経緯をどうであれ、公権力が投入される過程でもう少し注意し慎重だったなら、事故は発生しなかっただろう。胸が痛く、責任を感じる。申し訳ない」と低姿勢に出た。


柳聖烈 ryu@donga.com · 姜聲煇 yolo@donga.com