Go to contents

リー・アイザック・チョン監督、「ミナリは家族物語、娘が制作の理由」

リー・アイザック・チョン監督、「ミナリは家族物語、娘が制作の理由」

Posted March. 02, 2021 08:16,   

Updated March. 02, 2021 08:16

한국어

 

「ここに来てくれた娘が、私がこの映画を作った大きな理由です」

リー・アイザック・チョン監督(43)の娘は1日、チョン監督がゴールデングローブ受賞の所感を語る間、ずっと彼女の胸に抱かれていた。在米韓国人2世のチョン監督は、オンライン授賞式の映像を通じて、決定的なコメンタリーを台詞のように語った。

「『ミナリ』は家族に関する物語です。彼らの言語で話そうと努力している家族の物語です。そしてその言語はただ米国の言語やどんな外国語よりも深い、真心の言語(Language of Heart)です。自分でもその言語を学ぼうと努力しながら引き継がせたいと思っています。お互いがこの愛の言葉を通じて、話し方を学んでほしい。特に今年はですね」

ミナリの受賞に、外国メディアは「外国語映画賞ではなく作品賞がふさわしい」と評価した。dpa通信は、「『ミナリ』は、外国語映画賞部門にノミネートされた唯一の米国映画だった」と指摘し、「韓国系米国人を中心にした本質的に米国的物語だ」と評価した。米紙ニューヨークタイムズも、「ミナリの出演陣も演技賞にノミネートされる資格があったが、受賞できなかった」と指摘した。CNNは、「米国は人口の20%以上が家で英語以外の言語を使っている」と批判した。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com