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政府が防疫違反業者への制裁強化へ、第4次支援金も除外

政府が防疫違反業者への制裁強化へ、第4次支援金も除外

Posted February. 24, 2021 08:13,   

Updated February. 24, 2021 08:13

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新しく調整される新型コロナウイルス感染症への対応に向けた「社会的距離確保」の段階が、早ければ26日に発表される。政府は、防疫規則を違反する事業所に対しては、まもなく支給される第4次災害支援金の支援対象から外す方針も固めた。

中央事故収拾本部(中収本)は23日、「新しい距離確保の段階を確定して今週金曜日(26日)か土曜日(27日)ごろに発表する」と明らかにした。現在適用している首都圏の第2段階、非首都圏の第1.5段階は28日で終了する。

政府が新たに「社会的距離確保」段階を発表したことを受け、「5人以上の私的な集まり禁止」「営業制限は午後10時」などの防疫措置が維持されるかどうかに注目が集まっている。ユン・テホ中収本防疫総括班長は、「大きな集団感染なしに先週末を過ごした点は前向きだが、感染者数が減少傾向を見せているかどうかは判断しにくい」とし、「最近1カ月間、新規感染者数は停滞している」と説明した。政府は、距離確保段階の調整の他、距離確保制度の根本的な改善策も検討しているが、発表時期は決まっていない。

政府は防疫段階の調整に先立って、防疫規則違反の業者に対する制裁を強化することにした。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日開かれた中央災難安全対策本部会議で、「見えないところで社会的約束が無視される事例が頻発している」と述べた。丁首相は、ソウル江南(カンナム)のクラブが防疫規則を違反し、主要都市の繁華街の飲食店や飲み屋に深夜の人出が集まる状況を例に挙げた。

政府は今後、防疫規則違反行為を行った事業所を、まもなく支給される第4次災害支援金の支援対象から外すことを決めた。彼らを隔離措置または新型コロナ治療後に支援する生活支援金支給対象から排除する案も検討している。


金成圭 sunggyu@donga.com