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蘇莱浦口の商人たち、視察する文大統領に「苦しすぎる」と不満

蘇莱浦口の商人たち、視察する文大統領に「苦しすぎる」と不満

Posted February. 11, 2021 08:57,   

Updated February. 11, 2021 08:57

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が旧正月連休が始まる前日の10日、仁川市南東区(インチョンシ・ナムドング)の蘇莱浦口(ソレポグ)伝統魚市場を訪問し、海鮮物を買い物して新型コロナウィルス禍で苦しんでいる商人たちを励ました。蘇莱浦口魚市場は、2017年3月に大型火災で全焼し、昨年12月に最新ビルで再開場した。当時、大統領選候補として市場を訪れた文大統領としては4年ぶりに訪問だった。

商人たちはコロナによる売上減少で厳しい状況にあると訴えた。ウ・ソンヒ商人会長は、「コロナで苦しい時期に開場してとても厳しい」とし、「(商圏が回復するためには)もう少し時間がかかりそうだ」と話した。ある商人は、文大統領に「ここのところちょっと厳しい。助けてほしい」と訴え、別の商人は「火事が起きた時、ちょっと助けてくれるべきでしょう。苦労が多かった」と不満を語った。金正淑夫人は、使い捨てブラスチックの使用削減に参加するという意味で、官邸で使っていた容器を持参して買った海産物を入れた。

文大統領は旧正月の12日にはコロナ感染防止のための社会的距離確保に参加する見地から、故郷の慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)に行かず、官邸で過ごす予定だ。5人以上の集合禁止措置を受けて、長男ムンヨンさんの家族を官邸に呼んでいないと大統領府が伝えた。

一方、文大統領は旧正月連休が始まる11日、ニュージーランド出身のアン・グァンフン神父(本名ブレーナン・ロバート・ジョーン)と女子サッカー選手の池笑然(キム・ソヨン)氏など国民8人とビデオ通話で旧正月の挨拶をする。1966年に来韓したアン神父は、低所得層国民のための病院費用や学資金融資運動を展開するなど社会的弱者を助けている。池氏は韓国人女性選手では初めてイングランドリーグに進出した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com