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ナワリヌイ氏の治療担当医師が急死

Posted February. 06, 2021 08:12,   

Updated February. 06, 2021 08:12

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ロシアのプーチン大統領の政敵で毒を盛られたアレクセイ・ナワリヌイ氏を治療した50代の医師が急死した。

4日(現地時間)、米CNNなどは同日、セルゲイ・マキシミーシン医師が突然55歳の年齢で死亡したと報じた。ロシアのオムスク救急病院は、「残念なことにオムスク救急病院麻酔・蘇生科の副医長マキシミーシン医師が突然亡くなった」とし、「28年間勤務し、数千人の命を救った。あまりにも早い死だ」と伝えた。病院は死因を明らかにしていない。

急死したマキシミーシン氏は昨年8月20日、シベリアからモスクワに向かう飛行機の中で毒を盛られて昏睡状態に陥ったナワリヌイ氏を救急治療した医療スタッフ。マキシミーシン氏は当時、麻酔・蘇生科の最古参責任者だった。

ナワリヌイ氏の補佐官のレオニード・ボルコフ氏は、「マキシミーシン氏は、ナワリヌイ氏が昏睡状態だった時の担当医で、誰よりも当時の彼の容態をよく知っていたので、殺害の可能性を否定できない」と話した。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com