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ラッパーのイ・ヨンジ、スマホケース販売収入1億4000万ウォン全額を寄付

ラッパーのイ・ヨンジ、スマホケース販売収入1億4000万ウォン全額を寄付

Posted February. 05, 2021 08:15,   

Updated February. 05, 2021 08:15

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女性ラッパーのイ・ヨンジ(19・写真)が「社会的距離を確保」を呼びかけるメッセージを盛り込んで製作・販売したスマートフォンケースの収入全額を社会福祉共同募金会に寄付した。

募金会は4日、「イ・ヨンジさんが販売収入全額の1億4000万ウォンをファンとともに寄付金として伝えてきた」と明らかにした。

最近若者たちから大きな人気を集めているイさんは、昨年に新型コロナ感染拡大の防止を呼び掛けるメッセージを盛り込んだスマホケースを製作した。その後、ソーシャルメディア(SNS)を通じ、ケース販売の収入全額を寄付する意向を表明した。

イさん自らデザインしたケースには、「出かけるなと言われたら出かけないの」などと社会的距離の確保をコミックに表現したメッセージが印字されている。ケースは販売開始1時間で2200個が売れるほど人気を集めた。

イさんとファンは、今回の寄付金がコロナ禍で苦しんでいる一人暮らしの高齢者への弁当の提供や心理ケア事業に使ってほしいと要請した。また、グループホーム児童栄養支援事業と虐待被害児童への心理ケア支援事業、青少年の未婚母自立支援などにも関心を示した。募金会側は、「イさんが支援対象について積極的に意見を示したので、その意向に従った」と説明した。

イさんは募金会を通じ、「今回の寄付はスマホケースを買ってもらうことで分かち合いに参加してくれた全ての方々と共に行ったことだ」と言い、「厳しい状況の中で多くの人たちが心を分けてくれたように、コロナも皆で努力して早急に解決していけることを望む」と語った。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com