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与党首脳「4回目の支援金準備」を明言、経済副首相は「国家財政は無尽蔵でない」と反対

与党首脳「4回目の支援金準備」を明言、経済副首相は「国家財政は無尽蔵でない」と反対

Posted February. 03, 2021 07:47,   

Updated February. 03, 2021 07:47

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2日、閣議で新型コロナウィルス禍による被害に関連し、「小規模事業者と自営業者の困難を軽くしてあげることも、また避けられない課題だ」と話した。前日に続いて、改めて4回目の災難支援金が必要だと呼びかけたものだ。これを受け、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表は、「追加補正予算を組んで、第4次災難支援金を準備する」と明言した。

李代表は同日、国会で行った交渉団体代表演説で、4回目の支援金問題に触れ「遅れないように、十分な規模の補正予算を組むようにしたい」とし、「補正予算の編成では、適合型の支援や、全国人への支援問題を合わせて協議したい」と話した。小規模事業者や自営業者を対象にした選別支援と、1回目の支援金のように全国民を対象にした全面支援を同時に進める考えを示したものだ。ただ、李氏は「景気浮揚を狙った全国民への支援は、コロナ禍の推移を見極めながら支給時期を決めたい」と話した。

政府与党が4回目の支援金実施を正式に宣言したことで、2月の臨時国会で補正予算を巡る議論が本格化する見通しだ。4人家族世帯を基準に100万ウォンを支給した1回目の支援金に約14兆ウォンの財政が投入されたことを考えれば、選別支援と全面支援が同時に計上される今年最初の補正予算は、少なくとも20兆ウォン規模になる見通しだ。

しかし、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は、李代表の演説後にフェイスブックで「国家財政は国内総生産(GDP)に対する数字だけで比較され、またそれだけで終わる問題ではない。もちろん無尽蔵でもない」とのコメントを投稿し、補正に反対する姿勢を明確にした。その上で、「全国民向けの全面支援と選別支援を同時に実施するというのは、政府としては受け入れ難い」とも書いた。


崔惠? herstory@donga.com