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コロナ禍以降注目されるSKバイオサイエンス

コロナ禍以降注目されるSKバイオサイエンス

Posted January. 21, 2021 07:56,   

Updated January. 21, 2021 07:56

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SKバイオサイエンスは昨年、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて直ちにワクチンの開発と委託生産を同時に推進して注目を集めた。独自の開発と委託生産を同時に推進する企業は、韓国国内ではSKバイオサイエンスだけだ。

昨年7月は英アストラゼネカ、8月は米ノババックスとグローバル供給のためのワクチン委託生産の契約を確保している。円滑な生産のため、慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)の生産ラインの年間生産量を、従来の1億5000万本分から3倍以上拡大した。特に、今回はノババックスと技術移転契約を推進したことで、韓国内物量に限ってSKが生産量を調節できる道が開かれたという分析が出ている。

SKバイオサイエンスは、ワクチンの開発にも拍車をかけている。候補物質「NBP2001」は昨年11月に臨床1床に突入し、今年の開発完了を目指す。またビル&メリンダ・ゲイツ財団と感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)から支援を受けて開発中の「GBP510」は昨年末、臨床1床と2床の承認を受けた。SK(株)の崔泰源(チェ・テウォン)会長は昨年4月、役職員に会って支援を約束するなど、グループレベルでワクチンの開発と委託開発生産を全面的に支援している。


金玹秀 kimhs@donga.com