コロナ感染のトム・ハンクス「ワクチンを公開接種する」

今年初め、新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）に感染した米俳優・トム・ハンクス氏（６４）が、新型コロナワクチンの接種を奨励するために公にワクチンを接種すると発表した。

映画「フォレスト・ガンプ」などで名演技をしたハンクス氏は２１日（現地時間）、米ＮＢＣ放送とのインタビューで、「新型コロナワクチンを公に接種する意向はあるか」という質問に「当然、そうする」と述べた。氏は、「本当に新型コロナワクチンが必要なすべての人が接種を終えた後、公開的に打ってもらいたい」と再度約束した。

これに先立って３月、ハンクス氏は映画撮影のため豪州に滞在中、妻のリタ・ウィルソンと共に「新型コロナ」の感染判定を受け、以後回復した。氏は、「本当に大変な１０日間だった」とし、「重要なのは、私たちが他の人たちに移さなかったことだ」と語った。

ハンクス氏は、マスクや集まりの自粛など、新型コロナの防疫守則も強調した。彼は、妻と自分は依然としてマスクをつけている」とし、「われわれが新型コロナにかからないためでもあるが、もしあなたが無症候感染者であれば、他人に移さないためにもマスクをつけなればならない」と強調した。ハンクスは、クリスマスの家族休暇計画も取り消したと明らかにした。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com